女性の肌は揺らぎやすい。敏感肌の時のケア
(ウェルネス)
健康的なライフスタイルを提案する団体、一般社団法人WELLE ME(ウェルミー ) 代表理事、島村 実希さん。
全国料理教室協会でも、所属講師の先生方へのアドバイスをお願いしていきます。
ここでは、WELLE ME(ウェルミー ) の中で紹介しているコラムの一部を紹介しています。
でも、敏感肌になる原因は1つだけではありません。
今日は、敏感肌の方には是非知っておいて頂きたいケアについてお伝えしていきます。
●あなたは敏感肌ですか?
ご自身の肌は、敏感肌なのかどうか分からないことってありますよね。私は、普段は何ともないのですが、疲れが溜まってくると敏感肌になります。
肌の状態は毎日揺らぎます。
原因は人それぞれ違い、また現れる症状もひとつではないのが特徴です。
・ヒリヒリしみることがある
・乾燥しやすい
・ニキビができやすい
・かゆくなりやすい
・物理的刺激に弱い
・赤くなりやすい
あなたの今の状態はいかがですか?
当てはまるものがあれば、あなたの今の肌は、敏感肌の状態と言えるでしょう。
●なぜ敏感肌になるの?
原因は人によって様々です。原因も1つだけではなく、それぞれの要素が絡み合って起こる場合もあります。
①生理前〜生理中などホルモンの変化
女性の体の中では、
・エストロゲン(卵胞ホルモン)
・プロゲステロン(黄体ホルモン)
という2つの女性ホルモンが、生理周期によってバランスを保っています。
生理直前の時期は、黄体ホルモンの影響で肌がオイリーに傾き角質層も厚くなってきます。ニキビや吹き出物に要注意です。
加えて、黄体ホルモンはメラニンの生成を促す働きもあるためシミ・そばかすができやすくなります。 この時期は肌を清潔と保湿が大切です。紫外線ケアも念入りに行いましょう。
逆に生理中は、黄体ホルモンが減ると同時に卵胞ホルモンも減少します。これにより、肌が乾燥し肌バリアの機能が最も弱くなります。
普段はそうでなくても、この時期は敏感肌の状態になりやすいのです。
ピーリングなどの刺激の強いケアはお休みにして、保湿重視のやさしいケアを行いましょう。
②乾燥
敏感肌の原因として、最も多いのは「乾燥」です。空気が乾燥している冬だけではなく、夏でもエアコンで室内が乾燥しやすくなっているので要注意です。
ストレスや睡眠不足も乾燥を引き起こす根本的な原因になりやすいため、生活習慣を整えることも大事。
また、マスクも乾燥を引き起こします。
(詳しくは→https://welleme.com/2020/07/01/skincare-during-covid-19/を見てね)
とにかく、保湿を心がけるケアをしてください。
③洗いすぎなど、適切でないスキンケア
洗いすぎにより肌に必要な潤いまで奪ってしまっていたり、ピーリングなどでこすり過ぎにより肌の表面に傷をつけてしまっていることにより、肌が敏感になってしまうこともあります。④体質(アレルギーなど)
花粉やハウスダスト、紫外線などのちょっとした刺激で炎症を起こしやすくなることもあります。かゆみやヒリヒリ感を我慢できずにかきむしってしまうと、痕が残ってしまうので要注意です。
早めに皮膚科で漢方薬などを処方してもらうと良いでしょう。
●敏感肌の時のケア
敏感肌を改善する近道は、肌のバリア機能をアップさせることです。そのために重要な3つのポイントをお伝えします。
①低刺激性のスキンケア製品で、しっかり保湿
低刺激性のスキンケア製品とは、低刺激性、無香料、無着色、アルコールフリーなどです。これらをたっぷりめに使用し、しっかりと肌にうるおいを与えることが重要です。
②W洗顔はお休みする
W洗顔により、必要な皮脂まで取ってしまう可能性があります。
朝の洗顔も、洗顔料を使わずにぬるま湯で洗い流す程度で十分です。
③夜のクレンジングはたっぷりめに使って、ぬるま湯で洗い流す
体温より少し低いくらいのお湯が最も刺激が少なく、汚れも落ちやすいですので、お風呂より少しぬるめの温度で、とにかく肌の表面を傷つけないように、肌をこすらず、たっぷりめのクレンジング剤を使ってください。
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いかがでしたか?
女性の肌は揺らぎやすく、1ヶ月でもお肌の状態は違います。
いくつかの種類の基礎化粧品ランナップを揃えておいて、自分の状態に合わせて使い分けられると良いですね^^
島村実希さんのコラム
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