(伝統野菜研究会)-食トピ-沖縄の伝統野菜「ハンダマ」
(伝統野菜研究会)
伝統野菜研究会では、各地に伝わる伝統野菜を紹介していきます。第1回目は沖縄県の「ハンダマ」。ポリフェノール入りのお野菜なんです!!
第1回目は沖縄県の「ハンダマ」
和名は「スイゼンジナ」葉の色は、表は緑で裏は赤紫色をしています。
沖縄では古くから「血の薬」「不老長寿の薬」として食されてきました。
増血、止血、貧血、また目の疾患に効果があるとされています。
水のあるところを好む植物のため、昔は必ず井戸のそばに植えてあり、体調が悪くなると食べていたそうです。
広島出身の私は、できものができるとドクダミを利用していましたが、沖縄ではハンダマをあぶって揉み、傷口につけていたとか。
栄養成分としてはビタミンB2、ベータカロテン、鉄分が豊富で、葉の赤紫色には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。
加熱すると滑りが出るのが特徴で、味噌汁に入れると、溶け出したポリフェノールの色で、薄い紫色の汁になります。
生のままサラダで食べることもできますが、さっと茹でて酢味噌和えにしたり、胡麻味噌で和えたりしても美味しいです。
写真は白和え。
ほんのり豆腐が紫になって綺麗でしょう!
皆様のところでも見かけたら是非試してみてくださいね!
ライター 伝統野菜研究会 津波真澄
#FunCookingLab in the Kitchen 沖縄校 インナー美人を目指すMasumis Kitchen
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