明日の肌を自信に変える!正しいシートマスクの使い方
(ウェルネス)
健康的なライフスタイルを提案する団体、一般社団法人WELLE ME(ウェルミー ) 代表理事、島村 実希さん。
全国料理教室協会でも、所属講師の先生方へのアドバイスをお願いしていきます。
ここでは、WELLE ME(ウェルミー ) の中で紹介しているコラムの一部を紹介しています。
■大事な予定の前日、どんなケアをする?
明日は大事な用事がある。
そんな前の日の肌ケアとして、マスクやパックを活用する方は多いのではないでしょうか?
でも、ちょっと待って!それ正しく使えていますか?
適切に使わないと、むしろ逆効果になってしまうのです。
今日は、大事な前の日だからこそ心がけたいケアについて、お伝えしていきます。
■フェイスパック、シートマスクの種類
ここではフェイスパックやシートマスクの正しい使い方をご紹介します。
化粧水でもお肌は潤いますが、美容液成分をたっぷり含んだフェイスパックは短時間で集中的にお肌を整えることが可能です。
「フェイスパック」といってもさまざまなタイプと効果の違いがあるため、ここでは一般的なものをご紹介します。
1、シートタイプ
お肌に直接シートを貼り付けるタイプで、美白や引き締めなど、目的別の効果を含む美容液をたっぷりとシートに含ませたもの。基本的にはスキンケアの中でも美容液の位置づけになるものが多いです。
目的が明確な時に効果的。一般的には、お風呂上がり、化粧水をつけた後に使用する。(※化粧水などの役割も含んだシートタイプは別)
使用時間は厳守しましょう。
2、拭き取りタイプ・洗い流しタイプ
クリームタイプやクレイタイプのものをお肌に直接塗ってから、時間を置いてタオルやコットンなどで拭き取る、あるいは水やぬるま湯で洗い流します。
余分な角質や汚れを取りたい時に効果的。強く塗ったり取ったりするとお肌を痛めてしまうので、優しく取り扱いましょう。
3、はがすタイプ
シートを貼る、あるいはジェルやクリームをお肌に塗り、固まったものをはがすタイプ。
毛穴に詰まった汚れを直接はがし取るため、毛穴の汚れに即効性があります。
ただし、お肌に強い負担がかかるため使用頻度は控えめにすることをオススメします。
4、塗ったままタイプ
寝る前に塗ってそのまま朝を迎えるナイトクリームタイプ。
■シートタイプありがちなNG使用方法
ここでは、シートマスクで、ついついやってしまいがちな使用方法をご紹介します。
1,「寝る前に使う」はNG!
寝る前ということは、まず、そのまま寝てしまう危険があります。
シートマスクは、使用時間厳守です。
乗せれば乗せるほど効果が高まるというものではなく、時間を過ぎると、せっかくの美容成分やお肌の水分などがシートに戻ってしまいます。
しっかり時間を計って使用することが大切です。
おすすめのタイミングは、クレンジング・洗顔を済ませた上で、お風呂上がりの毛穴が開いている状態の時です。
洗顔をして化粧水でしっかりとお肌に水分を与えた後に使いましょう。
もし、お風呂上がりでない時に使いたい場合は、蒸しタオルでお肌を温めてから使うと良いでしょう。
パック終了後は、乳液・クリームで美容栄養成分が逃げ出さないようフタをすることを忘れずに。
2,「優雅にお風呂に入りながらシートパック」はNG!
時短にもなるし、蒸気で毛穴も開くから美容液が浸透して良さそうに思いますが、それは間違いです。
入浴中は汗をかきやすい状態なので、シートマスクの成分が角質まで浸透しないまま、美容成分が汗と一緒に流れてしまうと言われています。
3,「毎日使う」はモノによってはNG!
商品によっては毎日使っても問題ないものや、化粧水代わりに毎日使うことをすすめているものもありますが、基本的にはシートマスクは“スペシャルケア”です。
美容成分がたっぷり含まれているものを毎日使うと、お肌に過剰な栄養を与えてしまっていることになり、自分の力で肌を修復する能力が減少してしまうとも言われています。
毎日するパック派の人
→低刺激のものをお風呂上がりにササっと貼って乾燥予防にする
スペシャルケアとして週1でする派の人
→短期集中の肌改善のために、目的別でラインナップを揃えておく
・・・というふうに、ご自身の用途で使い分けるようにしてくださいね!
■全身モチ肌で、さぁ最高の1日を!
いかがでしたでしょうか?
シートマスク、正しく使えていましたか?
使い終わったマスクは、全身に使えます。
リンパの流れに沿って優しく撫でるように、全身に美容成分を行き渡らせましょう。
そして、温めた手で全身を包み込み、肌の奥まで美容成分を浸透させます。
すると、明日のことを考えて知らず知らずのうちに少し緊張していた身体も、きっとほぐれ、ゆっくり眠ることが出来ると思います。
起きたら全身柔らかモチ肌。きっと最高の1日になるはずです!
島村実希さんのコラム
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