甘唐辛子(ピーマン)
(甘唐辛子)
夏の食卓を彩るピーマン!
種類も豊富で、食卓の彩りや風味を担う名脇役!
今回は「甘唐辛子(ピーマン)」について。୧(˃◡˂)୨

辛味成分カプサイシンをほとんど含まないため辛さはなく、独特のほろ苦さと香りが特徴です。
緑色のものは未熟果で、熟すと赤や黄に変化し、甘みや栄養価が増します。
とくにビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスで、加熱に強いため炒め物や揚げ物にしても壊れにくいのが魅力!チンジャオロースや肉詰め、夏野菜カレーなど幅広く活躍します。
近年は肉厚で甘みの強いパプリカも多く流通し、料理に彩りを添える存在に!
甘唐辛子は種類も多く見かけるようになりました。色々な甘唐辛子を食べ比べしてみてください୧(˃◡˂)୨
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ピーマン
英名:Green pepper,Sweet pepper,Bell pepper
学名:Capsicum annuumなど
原産地:中南米(メキシコ周辺)
歴史:トウガラシの仲間としてコロンブスの新大陸発見後にヨーロッパへ渡り、江戸時代に日本へ伝来。昭和初期から栽培が広がり、今では夏野菜の定番に。
栄養:ビタミンCが豊富で、熱にも強いのが特徴。β-カロテン、ビタミンEも多く、抗酸化作用に期待。
旬:6月〜9月。夏に出回る露地物は香りも濃く、栄養価も高い。
保存方法:ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で。長期保存はヘタと種を取り除き、切って冷凍すると便利。
食べ方:炒め物、揚げ物、煮込み、肉詰め、ピクルスなど〜。カラーピーマンやパプリカはサラダにもおすすめ。
主な種類:
京みどり:苦味が少なく、やわらかい果肉で人気。日本の代表的なピーマン品種。
エース:昭和期から普及してきた定番品種。形が揃いやすく家庭菜園でも人気。
翠玉(すいぎょく):果実がやや大きめで鮮やかな緑色。
獅子唐辛子(ししとう):日本で最も一般的な甘とうがらし。炒め物や素揚げなど。時々、高温や乾燥などのストレスによって辛みが強く出る「当たり」があることが特徴。
万願寺とうがらし:京都の京野菜を代表する甘唐辛子。肉厚でボリュームがあり、クセのない甘みが特徴。
伏見甘長とうがらし:伏見発祥の伝統野菜。さわやかな風味と控えめな甘さで、焼き物や炒め物にぴったり。
甘とう美人:肉質が柔らかく甘みが強いF1甘長唐辛子。形がそろいやすく、栽培しやすい優良品種として人気。
パプリカ赤系:
カリフォルニアワンダー(California Wonder):世界的に広く栽培される代表的な品種。肉厚で甘く、赤パプリカの定番。
レッドホーランド:輸入物で多い赤パプリカ。日本のスーパーでよく見かける。
パプリカ黄系:
イエローホーランド:輸入パプリカの主流。柔らかい甘さでサラダや生食向き。
ゴールデンワンダー:明るい黄色が鮮やか。料理に彩りを添える。
パプリカオレンジ系:
オレンジホーランド:赤や黄と並んで輸入市場で流通。甘みが強い。
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