年間講座-2020年度-「日本食文化を学ぼう」
(日本食文化史)
現在、私たちが食べているものは、いつから食べられているのか、またどのような歴史があるのでしょうか。
食料を狩猟・採集していた時代から、中食・外食産業が発達した現代までの日本人の「食」の歴史を「日本食文化史」としてひも解いていきます。
日本ではどのような食生活をして現在に至るのかを理解し、現在の食環境について今一度考えてみませんか?
最終回の試験に合格すると「日本食文化史」修了証を発行します。

■対象
・日本の歴史に食文化の観点で学びたい方(日本の食文化に興味のある方)
・料理教室講師(これから料理講師として活躍したい方)の食知識として
■クラスの様子
・座学です。
・通年の方は、初回にテキストをお渡しします。
・1回ごとの方は、講座ごとにレジュメを配布します。
・お茶とお茶菓子つき
■開催場所
社団法人全国料理教室協会 用賀
お申し込み後に地図を送らせていただきます。
■参加費
年間(全8回)受講(修了試験・修了証付)24,000円(税込)
単発受講 3,000円(税込)
修了試験5,000円(税込) 修了証5,000円(税込)
お申込後、振込先等をお知らせいたします。
■申込先
contact@cookingclass.or.jpまで
お名前・連絡先をご記入ください
第1期の内容はこちら
■概要
第1回:原始〜古代の食生活
・自然食から栽培へ
・縄文時代、弥生時代、古墳時代の食生活
・食事文化伝来と模倣。遣隋使、遣唐使が伝えた食文化
第2回:平安時代の食生活
・国風文化
・さしすせそ調味料の完成
第3回:中世の食生活
・鎌倉時代~室町時代の食生活
・武士、農村、寺院の食事
・精進料理、本膳料理の確立
・茶懐石料理の確立
・南蛮文化の渡来により変化する日本食
・江戸時代前半の食生活。江戸文化の形成
第4回:江戸の食生活
・普茶料理、卓袱料理の伝来
・江戸時代の食料生産と流通
・江戸時代後半の食生活。江戸文化の発達
・会席料理の確立
・明治時代前半の食生活。西洋文化の接触により変化する日本食
・産業改革と食生活の変化
第5回:明治時代の食生活
・栄養学の発展と食生活の合理化
・都市の食生活、地域の食生活
・大正時代の食生活。洋食文化の確立
・米騒動
第6回:昭和の食文化
・食糧難と国家体制
・たけのこ生活からの脱却
・飽食時代と食の国際化
・食事スタイルの変化
・日本型食生活の見直し
第7回:平成の食文化
・ご当地グルメ
・最新レストラン事情
・食の取り組み
第8回:令和の食文化
・食の課題など現在のトレンド
・30年後の食生活とは ・修了試験
■講師プロフィール
麻生 怜菜
日本大学生物資源科学部非常勤講師(日本食文化史/おいしさの科学)
フードアナリスト1級認定講師
講師・講演活動。精進料理~江戸時代(特に加賀料理)の再現、日本の伝統食の考え方やレシピを発信。
著書
「寺嫁ごはん~心と体がホッとする“ゆる精進料理~」(幻冬舎)
「和食deワンプレートごはん」 (タツミムック)
「おからパウダーでスッキリ腸活レシピ」(主婦の友社)